ヨシ紙について

鵜殿のヨシとは?

地元高槻市の北東部 鵜殿(うどの)・上牧(かんまき)地区に広がる淀川流域に 長さ2.5キロ 幅.400メートル 面積は約75ha(甲子園18個分)の広さを誇るヨシの自生地帯があります。ここを「鵜殿のヨシ原」と呼んでいます。これだけの広さで残っているヨシ原は奇跡的なことだそうです。
ヨシはイネ科の多年草で 高さ5メートルほどにまで成長し 根は水中のリンや窒素を吸収し水質を浄化する役目があります。また光合成により二酸化炭素を吸収し 地球温暖化を抑制する効果もあります。
東儀秀樹氏で有名な雅楽の楽器篳篥 (ひちりき)のリード部分蘆舌(ろぜつ)にはヨシの茎が使われるが 世界広しと言えども鵜殿のヨシでなければなりません。宮内庁御用達でもあります。2009年、雅楽は世界無形文化遺産に登録されました。

  • 菜の花が咲く3月
  • 毎年1~2月のヨシ刈り
  • 5メートルに成長
  • 伊勢神宮も御用達

引用させていただいたサイト関西広域連携協議会

ヨシ紙とは?

刈り取ったヨシを材料にして漉いた紙をヨシ紙といいます。現在のヨシ紙は、ヨシをパルプに加工し、そのヨシパルプを30%配合した、非木材紙認定の紙です。
われわれが使っているものは特に「鵜殿のヨシ紙」と呼んで普及に努めています。
ヨシは水の汚れの原因となるリンや窒素を養分にして成長します。ヨシは刈り取ることでそれらを外へ持ち出し水質の汚濁化を防ぎます。刈り取らないと枯れたヨシが腐りかえって川を汚す原因にもなります。ヨシ紙は環境に優しいヨシを活用した環境配慮型の製品です。

  • ヨシ紙を使った襖(ふすま)
  • ヨシ紙を使った名刺
「はにたん」×お箸×しおり

高槻市のマスコットキャラクターでしられる「はにたん」とのコラボ品もいくつか作られています。

当社でも取り扱いがありますので、気になる方はお問い合わせください。