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鵜殿のヨシ紙プロジェクトからたかつき土産認定事業へ
ふすまっくす松岡表具店は2007年より 高槻市の鵜殿(うどの)の淀川流域に自生する「ヨシ(葦)」を刈り取って作った紙「ヨシ紙」を普及させる事業に参画し、鵜殿のヨシを保全する団体「鵜殿ヨシ原研究所」と製紙会社「山田兄弟製紙株式会社」の協力の下、長年ヨシの商品化に取り組んで来ました。
2017年から始まった高槻商工会議所による「たかつき土産認定事業」に応募し、見事審査を通り「たかつき土産」として認定されました。
2018年も追加商品を応募し、これも「たかつき土産」に認定されました。
チャレンジはまだまだ続きます!
鵜殿のヨシとは?
地元高槻市の北東部 鵜殿(うどの)・上牧(かんまき)地区に広がる淀川流域に 長さ2.5キロ 幅.400メートル 面積は約75ha(甲子園18個分)の広さを誇るヨシの自生地帯があります。ここを「鵜殿のヨシ原」と呼んでいます。これだけの広さで残っているヨシ原は奇跡的なことだそうです。
ヨシはイネ科の多年草で 高さ5メートルほどにまで成長し 根は水中のリンや窒素を吸収し水質を浄化する役目があります。また光合成により二酸化炭素を吸収し 地球温暖化を抑制する効果もあります。
東儀秀樹氏で有名な雅楽の楽器篳篥
(ひちりき)のリード部分蘆舌(ろぜつ)にはヨシの茎が使われるが 世界広しと言えども鵜殿のヨシでなければなりません。宮内庁御用達でもあります。2009年、雅楽は世界無形文化遺産に登録されました。
菜の花が咲く3月 毎年1〜2月のヨシ刈り 5メートルに成長 伊勢神宮も御用達
引用させていただいたサイト 関西広域連携協議会
ヨシ紙とは?
刈り取ったヨシを材料にして漉いた紙をヨシ紙といいます。現在のヨシ紙は、ヨシをパルプに加工し、そのヨシパルプを30%配合した、非木材紙認定の紙です。
われわれが使っているものは特に「鵜殿のヨシ紙」と呼んで普及に努めています。
ヨシは水の汚れの原因となるリンや窒素を養分にして成長します。ヨシは刈り取ることでそれらを外へ持ち出し水質の汚濁化を防ぎます。刈り取らないと枯れたヨシが腐りかえって川を汚す原因にもなります。ヨシ紙は環境に優しいヨシを活用した環境配慮型の製品です。
ヨシ紙の1例
引用させていただいたサイト 山田兄弟製紙株式会社


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