施工事例

屏風(びょうぶ) 修復 屏風 修復

終活のためお住まいの古民家を処分するに当たり、ご親戚に寄贈される屏風の修復のご依頼を受けました

施工前後

Before

左隻(させき)右隻(うせき)共に傷んでないように見えますが

After

Before

出隅(でずみ)入隅(いりずみ)の丁番が切れています 

After

Before

After

Before

After

Before

After

Before

椽(ふち)は再塗装すれば再使用できます

After

Before

ヘリ廻しも所々剝がれています

After

Before

金箔紙は艶が無くなり傷も

After

Before

残念ながら作者不詳

After

Before

下張りには「明治31年(1898年)」の大阪朝日新聞が使われていました

After

令和2年の新聞を切り抜いて下張りに張り付けました

Before

さながら屏風の解体ショー

After

再裏打された本紙を元通りに張り込んでいきます

Before

After

施工中・施工後の様子

なかなか1双を広げるスペースがなく
金箔紙が輝きを取り戻しました
できるだけ元のイメージに近い仕上がりです。
一旦解体して一から組み上げたので
100年以上耐え抜いてくれるでしょう
椽、飾り金具は再使用 時代のいい味が出ています

こちらの施工例の費用目安 ※

※ 費用は施工当時のものです。

費用は材料費等の価格に合わせて変わりますので、費用をお知りになりたい方は「お見積り」よりお問い合わせください。

施工時期令和2年10月~12月(約3ヶ月)
施工時費用本紙めくり、修復、再裏打、再張込 11,700円×12枚
屏風本体修復仕立て直し 266,000×2(左右隻)すべて税別

当社の営業時間、費用目安について下記をご確認ください。