施工事例

屏風(びょうぶ) 新調 本間2曲 洗い・修復

傷んだ屏風、丁番(羽根)切れなど、風合いを損なう事なく修復いたします。

絵や書、中には刺しゅうや染物・着物の帯地等多岐にわたりますがこれらを総称して「本紙(ほんし)」と呼んでいます。それらをお客様の意思を反映させ、作品の「味」生かすようにデコレーション(飾りつけ)するのが我々表具師の本来の仕事です。

施工前後

Before

アップの画像をご覧下さい。銀箔が焼けて真っ黒。

After

元の姿に近づけるために、銀箔ではなく錫箔(すずはく)を使いました。へり廻しの裂地も紺地。隅金物も使用。

Before

左隻(させき)の様子。本紙がはがれかけています。

After

若冲の鶏画の中では珍しいと思われる水墨。

Before

右隻(うせき)の様子。のり焼けも激しいです。

After

のり焼けもほぼ消えました。

Before

裏の方が損傷が激しいのは屏風の常です。

After

丈夫な裂地で長持ちします。

こちらの施工例の費用目安 ※

※ 費用は施工当時のものです。

費用は材料費等の価格に合わせて変わりますので、費用をお知りになりたい方は「お見積り」よりお問い合わせください。

本間2曲屏風新調¥180,750円(当時)
本紙洗い代¥16,800円(当時)
お預り期間 約2ヶ月

当社の営業時間、費用目安について下記をご確認ください。